猫と暮らし始めてもうすぐ1年。
夫と結婚して33年。
「この人(猫)はこう感じているだろうな」
といつも「察して」生活してきました。
が、時々分からなくなる。
そんな経験はありませんか?
「知る」ことでわかる相手の気持ちがありますね。
何事も、そこから。
夫のことは、さておき猫のキモチを知りたい時、お世話になっているブログとYouTubeの紹介をします。
どうしてそんなに怖い顔をして睨むのか
どうしてそんなに針のような細い爪でパンチするのか
どうしてそんなに固まっているのか
母猫の威嚇しているところを「愛おしい」と思えない事もありました。

にらまれて怖いと思ったわ
「どうして」
「分からないこと」は、こころのモヤモヤと直結するんですよね。
猫との関係だけではなくても同じことが言える。怖がりの人間に限って、人に対して牙をむくものです。
威嚇はもう少し先まで続くと分かっているし「待つしかない」と分かっているのに。
心折れそうになり、
同じように悩んでいる人は「どこかにいないかな」そんなとき見つけた、たくさんの「先輩」のことばたち。
救われて、教わり、前進できました。
にゃんこに首ったけ
くろけんさんとMAOIさんのサイトです。YouTubeで「威嚇猫」と検索してまず目を引いた、長い動画。1年半かけて少しづつジャン君が家猫になっていくドキュメンタリーはテレビをみているような完成度。「同じようにはできない」けれど、私に「目標」をくれました。


ナレーションの落ち着いた声が響くの
いつかきっと。
そして、結果ではなく[信じること]は、猫と暮らすうえで一番大切なこと。
府中猫の会



自称「鬼くそババア」主催の、保護猫団体のサイトです。こちらも動画があります。


わたしは、伊達政美オシ
人間社会の縮図でもある野良猫たちと、真剣に向き合い知恵を絞って活動している「代表」さんのトークは無駄がなく、知的。さらに自虐を交えながら、淡々と「小さな命を守る為」に動いている様子を発信しています。
活動を一緒にしているお仲間とのやりとりもリアルです。「一生懸命」な様子と、飾らない人柄もあり引き込まれます。
何度も大笑いと号泣しました。
ねこかます



ねこかますさんの「小説」のようなblog&YouTubeです。
撮影と動画編集のクオリティが素朴な分、伝わる臨場感がとてもドラマチック。
猫の擬人化がきわだっているので、登場する猫たちは人面猫となって、ねこかますさんの癖の強い「語り部」を盛り上げています。


哲学・文学・ねこかます
一度みたら、絶対にハマる「猫に対する敬意」が非常に強いと感じる、私の中の「THE猫使い」の第一人者です(なのである)
まとめ
終活のひとつでもある「片づけ」も猫たちのお蔭でスムーズに進み毎日がとても穏やかに暮らせるようになりました。
去年の今頃はまさか猫と暮らすなんて「全く想像していなかった」50代の夫婦のもとにやってきた猫たち。
カラの巣症候群だった私にとって、こころの支えにもなってくれています。
でも「先に迎えた猫たち」の「母さん猫」を迎えた当初は、ずっと威嚇の意味がわからなくて落ち込みました。
母猫は、推定3年ほど外で暮らした野良猫です。何度も外で出産を繰り返していた経験の持ち主。強い警戒心があったから生き抜いてこれたのでしょう。保護一日目から、鋭い目つきで威嚇していました。
ながーい夢の中にいるような。猫たちは幸せに感じてくれてるのだろうか・・
ふと不安になるけれど、猫と暮らしたお蔭でたくさん良い事がありました。
快適な部屋を作るようになった。
話し相手がいない寂しさを紛らわせてくれる。
現在も、まだ触れることのできない母猫ですが、確実に変わってきました。
進み方がゆっくりな分、この先どれだけ甘えてもらえるかが楽しみでなりません。
終活をはじめるきっかけをもらった猫たちとの出会いで、過ぎた時間も愛おしく感じられるようになりました。
起こることはすべて必然なんですよね。
猫と出会ったのも、今まで起こった出来事も、これから起こるかもしれない事もきっと意味がある。
だから、猫と祈るように暮らし
毎日をかみしめるように、丁寧に生きていきたいと思います。


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