バブル世代ど真ん中の頃、結婚しました。

老いも若きも みんな高飛車だったわ
夫の給料10万・家賃6万で過ごした新婚生活。
でも何とかなるもので、三姉妹を育て上げ、現在は夫婦二人と5匹の猫たちと暮らしています。
今まで
「モノ」に囲まれて暮らす事が豊かだと思い込んでいたのですが、
時代と共にその価値観に変化が。
「欲しい欲しい病」だった青春時代を過ごしてきた「50代」の方へ。
部屋をスッキリさせたいけど「いつかやろう」に効く「発想の転換」を見つけました。
断捨離したいけど「もったいない」が勝ってしまう
なぜ「捨てられないか」
それは「もったいない」から。
戦後の日本を支えてきた世代は「無いことが当然」
一度手にしたモノは「生涯」大切に使うのが「当たり前」。
着物は「知恵」日本人の知恵の集大成ですよね。
この日本の「もったいない」と言う「美学」は今も根強く私たちに残っています。
私もその一人。
「なぜ」片づけられないのかを理解する

「消費」こそ「活力」だから「働いた」のです。
でも、「消費」して「モノが増え」ればどんどんモノは増えパンクする。
一歩間違えれば「ゴミ屋敷」になりうる。
「欲しい」と「もったいない」=「捨てられない」
以前書いた、多頭飼育崩壊の原因にも似ていると感じています。
すごく欲しくて大切なのに、手に負えなくなってしまう状態ですね。
最初の一歩はイメトレ
買う時「買った後」をリアルにイメージする→これが最初の一歩になります。
こんな事、当然ですがリアルにイメージする発想がとても役に立つと思います。
例えば
片付けたい時にまず思いつく「収納」の為の買い物をしようとします。
ここでリアルにイメージ。
収納するためにまた「消費」する事をしっかり想像します。
そうです。
片づけるのに、またモノを増やそうとしているから。
私はここで失敗してきました。
「安価に買える収納用品」
こそ、とても危険!
例え100円でもモノは増えます。
これは「必要?」しっかり悩み、イメージする事がなにより大切。
イメージのお供にはこれ
理想の「こうしたい!」を探す方法は、リアルよりも「ネットの検索」が近道です。
理由
❶より具体的な理想の形がみえるから
❷店頭での「何となく買い」をなくせるから
無駄なモノはいらない。必要なモノだけ手元に置く事が鉄則。
私がよく見ているのはピンタレスト。
海外の写真も多く、写真がメインなので「直感的」に探せます。
「これだ!」に巡り合えたら、それに寄せて動くだけ。
ぜんぶ「真似」するより「寄せる」事が大切。
一度「スッキリ」すると「見極める力」が育ちます。
例えば「安い」から買うのではなく「必要」だから買うに変わっていきます。
スッキリの第一歩が何よりも重要です。
終活世代、断捨離に成功!
2020年の春、洋タンスを一本処分しました。
決断と勢いで始めた最初の一歩は、結果大成功でした。

洋服って「思い出のカタマリ」なんですよね。
特に「高価」だったものはなおさらです。

これ高かったから捨てられない!
でも、もう「サイズアウト」しているモノや「年齢にあらがえないもの」もたくさん。
まず、思いきり中身を全部出しました。
「処分」と「売却」に分けて、実行。
大きなものから処分していく事がいかに大切か。
「自分で自分の背中を大きく押せたな~」そう感じています。

私には不用品でも欲しいと思っている人がいるのね!
モノと向き合う事で、心が軽くなる
実際に「片づけたい」と思い、手に取ると「思い出」が吹き出してきます。
自分の周りにいてくれた「大切なもの」がこんなにもたくさんあったのか・・
「ありがとう」という気持ちが生まれます。
ずっとそばにいてくれた「愛おしい思い出たち」は手放すには「時間」も「勇気」も必要ですね。
反対に
「ストレス解消」の為に買ったな・・と「買ったこと」に後悔も。
この「モノと向き合う」気持ちは思った以上に、頭と心を使うのです。
だから「勢い」が大切なのですが「後悔」はもうしたくない。
だから
「もったいない」から「しまっておこう」と逃げないで
「もったいない」から「使おう」にする。
誰かに使ってもらう、でもいいですよね。
モノに向き合うと
自分の過去と向き合うから、自然と前に進める。

こんなの売れるの
猫と暮らして得たスッキリ体験
DIYやソーイングが好きなら
断捨離する前に「リメイク」を考える楽しみがあります。

断捨離を始めた頃に出会った野良猫たち。
猫たちに出会わなかったら、こんなに断捨離もリメイクDIYも進まなかったと思います。
猫たちと暮らせば、今までにない「工夫」が必要。
猫たちが快適に暮らせるように
「モノ」と向き合い「工夫」しながら、家を片付ける。
こんな方程式が出来上がってから2年が経ちました。
決してオシャレな家ではないけれど、ずっと見ていられる
大好きな家に近づけました。
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