猫から学ぶ外猫から家猫5匹の猫達

猫初心者が5匹の野良猫と暮らした1年間|まとめ

この記事は約5分で読めます。

猫と言えば「害獣」でしかないと思って来た50年間。

昨年、運命の出会いを果たし現在は5匹の猫たちと暮らしています。

しかもそのうちの1匹は触る事も許されない「超デリケート」な猫。

何が起こるかわからない。

分かったような「気になって」生きてきましたが

「伸びしろ」も

「奇跡」も日常にありました。

50代でも変化は訪れるし、それを受け入れる事もできる。

出会い

GWのある日、親子で我が家の敷地内にいたところを発見。

保護しようと迷っている間に、母猫が1匹だけを連れどこかへ行ってしまい、残された2匹を引き受けました。

初めての猫の子育て

猫は大嫌いのはずですが、気が付けば「そこに残されていた子猫2匹」を素手で抱いていました。

幸い、心強いアドバイスをくれる人もいたので、見よう見まねで何とか「親」になる覚悟を決めていきました。

catbaby-imag

まさに「片手サイズ」の2匹。

まるでぬいぐるみ。

でも生暖かい「命」を目の当たりに涙が出ました。

人間の子育てとそう変わらないはず。大丈夫。しっかり新米ママの自分へ何度も言い聞かせる。

母猫が探しにやってきた

興奮冷めやらぬ「子猫達との暮らし」が始まりました。

でも、母猫と「残り」の子猫が気がかり。

母猫は1匹だけ加えて引っ越ししたので、残りの2匹を探しています。

2匹の子猫を置き去りにしていた訳ではなく、物理的に難しかったのでしょうね。

その後、母猫は何度も様子を見に来ていました。

窓をあけるとそこにいたのは・・・母猫。

正直、鳥肌が立ちました。

目が「返して欲しい」と語っています。

子供を取られた「恨み」と「返して欲しい」と言う気持ちを想像。

まずは「餌付け」に挑戦しました。

が・・なかなかこれが難しい。

人の気配を感じるとすぐに逃げてしまう母猫。

そうだよね、怖いんだよね。

母猫と残りの子猫

左が残り一匹の子猫

ひょっこり顔を出した数日後、母猫とあともう一匹の子猫が裏の空き家にやってきました。

小窓から覗いた様子では、親子で日向ぼっこしています。

至近距離からの撮影はこれが限界でした

網戸越しに見えた仔猫の姿。

震えました・・・!かわいい。助けたい。

あれから2週間経っています。

猫の生態を調べてみると「次の妊娠」も十分あり得ると知り、親子で保護したい気持ちが募ります。

意を決して餌付けにも挑戦。

2日間連続で食べてくれましたが、3日目には姿が消えました。

その後、残りの子猫を見る事はありませんでした。

母猫、接近。

子猫を保護してから1か月くらいまでは、時々気配を感じていました。

こんなに近くにきて鳴く事もあったのですが、警戒心はとても強く窓をあけると逃げていきます。

すでに子猫は見当たらず、母猫だけが姿を見せていました。

猫嫌いの夫婦が突然、野良猫たちと出会った一部始終
猫嫌い50代夫婦のもとにやってきた小さな...続きはこちら

もしかして妊娠している?

猫たちと出会って2か月。全く姿を見かけなくなりましたが、3か月が過ぎた頃、時々顔を見せるようになりました。

何となく嫌な予感。

後になって知ったのですが、この時すでに身ごもっていました。

もうこれは・・・・。

うちに入ってもらおう。

野良猫の心配なんて、正直生まれて初めての「感覚」です。

価値観ってこうして変わるのだな、と強く実感。

外猫から家猫へ|人の【縁】で知った母猫の過去
想像した事もない、猫との暮らしが始まりま...続きはこちら

本気で捕獲に挑戦

捕獲器にキャットフードを散らしておびき寄せ

知り合いから借りた捕獲機に、キャットフードや時には唐揚げを仕込むこと1か月。

大量のナメクジは入るのに、惨敗。

朝起きてご飯を変える日々・・・。

収穫の無いまま時はすぎました。

そしてついに捕獲成功

朝4時、ごそごそ音がするのに気が付きドアを開けると

そこには「待ち焦がれていた」母猫がいました。

か細く弱弱しい鳴き声。

怯えた顔をしていると思いました。

早速、病院へ連れて行き検査や避妊手術を済ませ「我が家の家族」になりました。

長い長い戦いのような日々が終わり、

これから別の意味での戦いが始まりました。

家猫修行開始

ずっと外で暮らしていた訳です。

居たくていた訳じゃない。

それは分かっているけれど「汚い」とか「臭い」んだろうな・・と思っていました。

そんな生き物が家の中をウロウロされたら、どんな気持ちになるんだろうな・・不安。

でも、いざケージに入ってずっと固まっている母猫を見ていたら、

それまでの「ざわざわ」がなくなり、穏やかにいられた自分に気付きました。

ああ、ここにいて雨風しのげてご飯を食べてくれてる姿をみるだけで

こんなに「私の気持ちが穏やか」になる。

家庭内野良

表情解説 彼女の専売特許のシャー

家庭内野良を避けたくて「人慣れ」できるように、気を使ってきました。

一年以上経ちましたが、結果は2ミリくらいの進歩。

手を出して猫パンチをもらい、流血する事もたーくさんあったのですが、

そのたびに「諦めない」と思っていました。

でも、違った。

彼女のペースに寄り添ってなかったんです。

無理やり狭い家に閉じ込め、大嫌いな人間の臭いにまみれて生活するストレス。

これを押し付け、一緒に生きていきたいと「欲をかいた」のは私。

私のペースに合わせようとしていたんです。

ただ、寄り添って生きるだけで満点

自分のペースを押し付けていた事に気付き、反省してからは

彼女が、近づいてくるようになるまで「待つ」ことにしました。

夫も「慣れさせよう」として手を出していましたが、

嫌なものは嫌

なんですよね。

人間も同じ。

「見返り」を期待していたけれど

そもそも、その見返りは「一緒に生きる」こと以外にない。

私たち夫婦の「猫嫌い人生」を変えてくれた

「最初の子猫のお母さん」である彼女へ敬意を払いながら、彼女も私もおばあちゃんになるまで一緒に生きて行こうと思っています。

コメント